スポンサーサイト
- 2023.07.28 Friday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- -
- -
- -
「シベリア」というお菓子をご存知でしょうか?調べてみると、明治後半から大正初期頃に生まれたお菓子で、羊羹またはあんこがカステラではさまれているもの。と解説されています。
宮崎駿・スタジオジブリの最新作「風立ちぬ」の中のワンシーン。
新聞紙にきっちりと包まれたお菓子を二郎が手の中で広げ、お腹を空かせ親の帰りを待つ姉弟に差し出す。そのお菓子が「シベリア」です。
それはいったいどんなお菓子なのでしょう。食べてみたい。見てみたい。けれど今ではなかなか手に入りにくいお菓子のようです。
先日、ふらりと立ち寄ったパン屋さんで「シベリア」という名前を見つけて不思議に思っていました。そして映画を見て「あっ!」と。その瞬間に二つの糸がつながりました。
導かれるように出かけたのは、さいたま市浦和区にある前地通り商店街。洋菓子とパンのお店「セシボン」さんです。奥様にお話を聞くことができました。
セシボンさんの「シベリア」は、昭和49年11月開店当初から変わらず焼いてきたケーキのスポンジにこし餡を挟んだもの。
いただいてみました。スポンジの部分はふわふわ。スポンジがあんの水分をほどよくなじませてくれているのか、あんがしっとりこっくりとしています。三角形に切り分けられたその姿が愛らしい。(130円)
気になっていたのお菓子とそれを教えてくれた映画。こんな食の出会いもあるんですね。おいしかった。ごちそうさまでした(^^
7月初旬の猛暑日。強い日差しの中、指扇氷川神社へ紫陽花を見に
行ってきました。初めて訪れる神社。
この神社の紫陽花は、「鎮守アジサイ園」として、地元のボラン
ティアさんの手によって管理されていて、境内を埋め尽くすほどの
紫陽花が咲くそうです。
神社の前の大きな鳥居に迎えられ、境内を見渡すと・・・あれ?あじ
さいの花がチラホラ???紫陽花の見ごろは過ぎているとは覚悟してい
たものの、あまりにも花がない!?すっかりきれいに花が刈入れられて
いる。切り口が新しい。
そういえば到着してすぐ、お堂の前で男性が3人。「お疲れ様でし
たー。じゃ!」と挨拶をしていました。
どうやらボランティアさんのお手入れ完了直後に訪問したみたい。
来年きれいな花を咲かせるためには花が咲いたらすぐに花を切って
しまうか、少ししおれてきたら切るといいのだそう。
あんなこんな写真を撮りたいな。とイメージを膨らませて来ただけに
ちょっとがっかりです。
本堂の裏手に回ると木立が紫陽花で埋め尽くされている庭園があります。
ここが「鎮守アジサイ園」なんですね。こちらはまだしばらくは花を楽しめます。
そんな中でも、お気に入りの写真を撮ることができました。(つづく)